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あの時の腕は温かかった
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作詞 コイン |
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もしもあの時 僕が手を伸ばしたら
もしもあの時 僕が声をかけたなら
こんな悲しい話を話さずに済んだのに
今更 消えることの無い記憶を 忘れられずに
残された道を 歩き続ける
痛みが 消えることの無い罪を 償えられずに
遺された僕は 生き続ける
もし過去に戻れるならば 僕はそれを望むのだろうか
雨が降る 血が滴り 涙が流れる
変えられない過去に囚われ続けるんだ
耳を伏せ 目が瞬き 意識が途絶える
決められない未来を求め続けるんだ
巻き戻らない 時計の針を手に取って
ネジを巻く 字が歪んで 時計が巻き戻る
変えられない過去を取り返しに行くんだ
夢を語り 手を繋いで 意識を取り戻す
約束した未来へ 誓いの言葉と共に
君の手は消え 僕の手は空を切り
二人のお揃いの時計を抱いて眠ったことを思い出した
もしもあの時 僕が手を伸ばしたら
もしもあの時 僕が声をかけたなら
あんな温かい腕を離さずに済んだのに
自分の中で渦巻く過去を 一人でやり直す
決して許されない 決して救えない
最悪の未来へ 戻り続ける
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