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あの頃へ戻りたい
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| 作詞 宝 広葉 |
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ねえ この街は 少しずつ
冬が色づき始めて
すれ違う恋人たちは
幸せそうに 体を寄せ合っている
あの頃の僕らは 本当の幸せも不幸も知らず
ただ感じるままに お互いを求め合っていた
一緒にいれば それが幸せなんだと
知らずに何かを失っても 気づきもせずに…
この冷たい雨は いったい いつまで
降り続くのだろう
止まぬ雨は 泣けない僕の
涙のように思えるんだ
あの頃の僕は どんな時でも
泣かないことが強さだと思い込んでいた
だけど 本当は
泣きたいときに泣けないことが
一番苦しかったんだ…
後悔したって もう過ぎた時間は取り戻せない
すれ違い始めた二人は
なんだか 別れが加速していくようで
あの頃二人で見た 未来にはもう行けないみたい
一緒にいれば 傷付け合うばかりだね
だけどもう一度 願いが叶うなら
馬鹿だと言われても あの頃へと戻りたい
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