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海郷(うみさと)の祈り
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作詞 太田 護葉 |
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1.満月の海面(かいも)潮(うしお)の鏡
年に一度の 月の岬よ
沖通る船 姿も見えず
月の輝き きらきら映えて
凪の海郷 昔に還る
海は還れど 娘帰れず
2.満月の明かり 最果ての夜
水平線 くっきりと見え
風も今夜は 遠出している
深山おろし 宵のしじまよ
凪の海郷 藍色の布
よく似合ったよ 君の制服
3.満月の兎(うさぎ)昔のままよ
年に一度の お嫁入かな
白いさざ波 連れ添って居て
まるで湖 静かに明ける
凪の海郷 紫に染まり
朝日の力 分けて戴く
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