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ご飯とお団子
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作詞 太田 護葉 |
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炊き立てのご飯をお茶碗に盛る
しゃもじを少し濡らしてね
丸く丸く小高いお山のご飯
上から少し押さえてね
すそ野をきちんと押すんだよ
出来たご飯のきれいな湯気
お線香の香りがいいねえ
狂いそうな心を和らげてくれる
お団子は6つ盛る
あの世のふさわしい所に着くまでに
関所を6つも通るんだから
このお団子がお札だね
よろしくね 通してね
通してあげてね 大事なお団子
きちんと作るね
この世とあの世をつなぐお団子
落とすんじゃないよ
失くすんじゃないよ
そのうちみんなも逝くからね
一人で寂しいけど我慢して
ご飯は毎朝お供えするよ
何があってもお供えするよ
また会える日までしばらく
さようなら さようなら
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