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秋愁
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作詞 kadumё |
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夕暮れ 稲穂に
透き通る風の音
収穫のころ いのちを 借る
近くの おきつね様に
手を合わせるひとの列
平穏無事に 感謝して
遠い山の黄紅色に 少しの寂しさを感じた
もうじき雪が降る この街に
きっと 今も昔も 暮らしてんだ
喜びと寂しさを みんなで思いながら
みんななりに暮らしたんだろう
秋月は雲影へ
優しく光らせて
星に祈る間を与える
土手のススキの擦れる音
響く 鈴虫の音(ね)
雲間に月が見え始めた
遠い月の黄金色 少しの静寂を感じた
もうじき雪が降るこの街に
きっと 今も 昔も 暮らしてんだ
喜びや悔しさを みんなで重ねながら
みんななりに暮らしてんだろう
きっと 今も未来も 暮らしてんだ
怒りや哀しみは 見えないとこにしまい
静かに泣いて暮らすんだろう
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