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再生
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作詞 ゆー |
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足元から冷たさが忍び寄って
自然と恋しくなる
肌のぬくもりに
君のことを思う朝に
声が聞きたくなる
浮かぶのは陽だまりの笑顔
どこか曖昧に
僕の中にある
暖かさと混じる
予定のない今日に
冷えた風に
あの日聴いた歌が
気が付くと鳴っている
曖昧なサビだけを繰り返して
ぼんやりと滲んできた思い出に
まだ同じように痛む
胸に目を閉じた
今朝の空は雲もなく澄み渡って
肺の中冷やしてく
「放射冷却」に
口癖を思い出して
少し笑っていた
浮かぶのは何気ないやり取り
今は触れない
僕の中にある
暖かさの形
洗濯機の音に
光る朝に
あの日聴いた声が
気が付くと鳴っている
始めから歌えない恋の歌を
君の声で再生して繰り返す
壊れたデータ抱えて
白い息吐いた
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