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隣の想い
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作詞 早瀬 |
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隣の想い
最初の日は隣の席を見て
心の中でうなずき
自己完結してたのに
気づけば意識は君にばかり
毎日少しずつ君を知って
積み重ねられてくデータ
かき集めて出した答えは
「私、君が好き」
この気持ちに出会っていながら
それをカタチにしてくって
こんなに
難しいことなんだ
寄ろうとするほどに…
「嫌われたかな?」
君が返してくれた言葉に
舞い上がったり
君の笑った顔に
遠くから見とれたり
心はこんなにも満たされているのに
君にうまく教えてあげられない
「べつに好きってわけじゃないよ」って
ごまかして否定してた
あの頃の自分が嘘みたい
はぐらかしながらわかってた
言えば言うたび
「私、君のこと好きになってく…」
いつからかホントに好きになってて
思えばそれは恋ってやつで
日曜日を
こんなに寂しいと思ったのは初めてだ
会えない日があるから
会える日が素敵に思える
溜め込んで膨れてく想い
いつ口に出来るのだろう?
君が振り向いてくれるまで
きっと待ってみせる…!
そんな考えは甘かったみたいで
君の噂を耳にした
いちばん聞きたくなかったことが
遠慮もなく耳に届いた
私が思い悩むまでもなく
君には想い人がいて
仮に「好き」って伝えていても
叶わなかった恋だったんだ
叶わないとわかったら
途端にすべてが吹っ切れて
ホントの気持ち言える気がする
「……大好きです」
もしも「ごめん」って言われたら
「知ってた」って返そう
届かないとわかって初めて
想いを伝えられるなんて…悲しいね
もしもあの日 隣の君に
話しかけることができて
仲良くなっていたら…
神様、今が違っていましたか?
あきらめと
「噂だから」っていう
淡すぎる期待とが
入り混じっている
…ねえ、私もう少しのあいだだけ
「君を好きな人」でいいですか?
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