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当たり前
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| 作詞 allbon |
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359
本当に あなたに
出会えてよかった
あなたと歩いた
ショッピングセンター
今まで
すれ違う人に
気も止めなかった
ただの場所すら
特別になってた
笑いながら
振り向いた
恥ずかしそうに
手を握った
見たことのない
景色の中にさえ
君と並ぶ幸せを
想像できる
春の桜は君に
似合うだろうな
柔らかく話す言葉
頬を撫でる花びら
あなたと歩く
本当にあなたに
出会えてよかった
静かな夜の
換気扇の音が
少し怖くなった
今まで
一人で過ごしてた
テレビ、洗濯機
街の喧騒
その中にあなたの声が
欲しい
あなたが注意した
僕の服装
髪を乾かす
ドライヤー
優しく呼びかける
僕の名前はなんだか
聞き慣れていたはずなのに
特別な名前に聞こえる
夏祭り、花火
あからさまなことは
人混みが苦手な僕ら
行かなかった
そのくせ浴衣で京都
約束はくすぐったい
そのまま秋が染まる
街を過ごして
ロシアかカナダで
白い冬を見に行こう
初めましてから
あなたが好きになり
巡ったことが
同じになって
二人に重なる
本当にあなたに
出会えてよかった
桜が流れて、空で花火に
変わり、落ちた火花が
山を赤く染め燃やし
雪が降る、それらを眺め
暖かい言葉伝わって、
突き放した指が離れて
それでも
手繰り寄せ、肩を並べて
似た痛みも、優しさも
重なって
本当に あなたに
出会えてよかったと
寝息つく
あなたの隣
目を閉じる
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