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犬の哲学
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作詞 小望月峰 |
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他人(ひと)に忠実な僕は 既に
誰もの犬に 成り果てていて
己の欲を満たすためだけに
飼われる人生なのだろう
冒険したいとか 宝探しとか
誰かに愛されたいだとか
そんなもの全部丸めて
遊び道具にしてやればいい
僕が今までに振りまいたものの
価値なんて人それぞれだけど
一つでもいい 居場所があれば
それが僕という犬の哲学
自分に忠実な犬は 既に
誰かの敵に 成り果てていて
誰かの欲を満たすためだけに
虐げられる人生なのだろう
改心したいとか 平和主義とか
誰もに愛されたいだとか
そんな薄汚いおもちゃは
ゴミ箱に放り投げればいい
僕が今までに振りまいたものの
被害なんて人それぞれだけど
一人でもいい 仲間がいれば
それが僕のという犬の人生
薄汚れたこの体 荒廃したこの心
綺麗なんて盛者必衰の概念
ならば獣らしく生きよう
僕が今までに振りまいたものの
意味なんて人それぞれだけど
一つでもいい 大切なものがあれば
それが僕という犬の全て
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