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ホモサピエンス
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作詞 ゴミ捨て場の猿 |
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燃えるこの青で
脈打った愛で
空を染め上げて
それから始めよう
枯れて行った夢も
あの日の弱さも
散らかった部屋も
すべて飲み込んで渦を巻け青
それはまるで卒業写真のような
初めて握ったギターの音のような
春の日差し泳ぐタンポポのような
そんなクリアな世界
ここまでの僕にララバイ
毛深さを受け入れ 剥き出しの心で
過去をなぞった指で 未来を描き出せ
いつか泡になってしまうまで
石ころのままで
震えるこの声で
透き通った音で
過去を片付けて
ここから始めよう
逃げ惑った夜も
重ねてった嘘も
なんだかんだ僕を
ここまで護った渦を巻け欲望
それはまるで昔話のような
あの日歌った単調な歌のような
夕景ススキを縫うアキアカネのような
そんなクリアな世界
いつまでも駆け続けたい
あやふやを受け止め 鳴り続ける音で
最後を分かった上で 未来へ踏み出せ
いつか夢になってしまうまで
現実のままで
増えて行く文献 刷り上げては改訂
その繰り返し いずれ埋もれていく
そんなのわかってるよ
だけどさ残ってるよ
この遺伝子の隅々の
燃えてる本能
逃れえぬ煩悩
連れて行こう
毛深さを受け入れ 剥き出しの心で
過去をなぞった指で 未来を描き出せ
いつか文字になってしまうまで
生き物のままで
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