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カミサマ
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作詞 藤河 |
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たかがマシンで作られた 薄っぺらな紙切れが
この星で一番の生き物たちを システマチックに踊らせる
空いた腹を満たすのも 暖かい場所で眠るのも
流れに乗ることで実現できる
本当に良くできた世の中だ
いつの間にか幸せを 紙切れの数に決められて
僕らは限られた時間をほとんど そんなもののために削ってる
誰も悪くはないけれど
母のお腹に宿ったその時 出発点は決められる
山の麓から空を眺めても 違っているのは紙切れの数だけ
どんなに深く愛し合っても 立っている場所が違ったら
結ばれることはないのだろうか
本当に大切なものは何だろう
清く美しい愛までも 紙切れの数に汚されて
新しい命を育むことさえ 山の麓ではできなくて
誰が悪いとかないけれど
自由に生きてるつもりでも 本当の自由は何処にもなくて
遠い昔の先人がつくった サイクルに今日も踊らさせる
いつの間にか幸せを 紙切れの数に決められて
僕らの限られた時間はすべて 最後は紙切れに繋がっている
それがこの星で一番の
生き物の在り方なんだ
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