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月は闇に沈む
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| 作詞 chikamiu |
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月が歪む、この風さらう
忘れることができたらどんなに楽でしょう
気持ちはシーラカンス
どこへ行ってしまったの
嘆きを声にすらできないのなら…
奉げて、足元が透けて見えるくらい
吐出したいのはこんな言葉（うた）じゃないのに
地上（りく）へその思いへ
伝わらなくてまた泣くのですか
花をはじめて捉えた眼が静かに枯れる前に…
嗚…
泡になるのですか
何も残らないならば
それでもいいのです
涙（しずく）が零れたなら
こんな体（後悔）に浸る
甘い嘘に騙されたと知っても
逢いたくて、深海には薄明かり（黄昏）だけで
夜（闇）に沈み
また共に蒼に消えゆ
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