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ヒガンバナ(悲願花)
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作詞 norika |
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赤い鱗を身に纏って
私は今日も咲いている
来ない君を待つなんて
どうかしていると思う
でも去り際にサヨナラ
そう笑って言うまでは
離れるタイミング分からない
毒を持った私なんて
誰も近寄る訳ないの
死を司った悲願花だから
君を不幸にする為に
生きているんじゃない
ただ気付いてほしいの
流れる赤い血のように
私の生命を側で感じて
白いドレス着たあの子
可憐で羨ましくなるわ
生まれ変わるなら純真でいたい
気高く情熱的でいたい
美しく見られていたい
若い頃はそう思っていたわ
君だけただ見つめて
再会を果たすまでは
枯れる訳にはいかないの
ねぇどうか敬遠しないで…
毒を立ち込めた身体に
秘めているのは悲しみ
願うのは君の幸せだけ
どうか悲しまないで
天界を彩る花弁たちよ
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