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水中廃墟都市
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作詞 norika |
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100億年前に沈んだ
幻の都市なんだって
どこかで聞いたんだ
水空蝉が鳴いていた
時の夏は溶けたのに
声が聴こえる方向へ
行ったらまだいたよ
でもどうしてだろう
壊れた遺石(いし)の跡だけが
何かを伝えたがってる
紡がれて繋がる物語に
結末(おわり)なんてないのなら
創作(フィクション)にはしたくないよ
地に埋もれてしまう
誰かの想いと願いを
時空超えて届けたい
水空蛍が遠く光って
まるで星々みたいだ
やがて灯火は消えて
深く深く堕ちていく
でもまた命宿すから
壊れた壁の破片だけが
一面に散らばっている
紡がれて繋がる物語は
永遠(ずっと)刻まれていくから
創作(フィクション)だとしてもいいよ
幼い頃読んでいた
本の中で登場する
都市によく似てた
僕は水中廃墟都市の跡
棲んでた水空魚だった
だけど現在(いま)は人間の姿
どうしてか分からない
だけど生きているんだ
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