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傘屋さんと雨降り屋さん
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作詞 norika |
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僕はこの町で傘を売っている
だけど今じゃ誰も来ないんだ
明日店を畳まなきゃいけない
思い出たくさん詰まった場所
錆び付いたシャッター降ろし
家に帰る途中突然降りだした
雨の中で君と僕出会ったんだ
皆が雨降り屋さんって言うの
私が来る度雨が降ってしまう
だから一緒にいちゃダメだよ
寂しそうな顔してうつ向く君
今日からこの店ともお別れだ
今までありがとうさようなら
ボロボロで埃を被った傘の布
修理すれば使えそうだなって
持って帰った思い出とともに
夕方公園の前で君に会ったら
突然また雨が降り始めたんだ
ねぇ私たち会わない方がいい
晴れにも曇りにならないから
だけど雨の音が癒してくれる
君の嬉しそうな顔初めて見た
あのね伝えたいことがあるの
私今度引っ越すことになった
ごめんねもう二度と会えない
僕からも伝えたいことがある
君だけの傘になりたいんだよ
不器用な僕だけどいいかな?
10年後二人はまた再会して
雨降り屋さんと傘屋さんは
いくつになっても季節変わっても
いつまでもいつまでも幸せでした
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