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貴方が想い出させてくれた事
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| 作詞 すずの |
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貴方に会いに行く
電車で揺られながら
ぼんやり見つめた
微笑む親子の眼差し
賑やかな学生達
ドア口の陽だまりに
咲く笑顔 幸せな景色
当たり前だった 昨日は
かけがえもなく眩しく
輝いていてみえる
対峙する現実
悲しみに暮れる毎日も
いつか宝物になるのかな
今は ただ 抜け殻の心
人は傷つけ合い
人を畏れ 憎しみ
灰色の涙流しながら
生きていくって無様だね
あの日 生まれた命は皆
輝いていたのに
駅に着くまでに
笑顔取り戻せるかな
運命に試されるような
長く険しい日々
素直に強く嘘もなく
進むだけの 路じゃない
今更 怯むなんて
今でも 想い出すのは
あの日 生まれた命を胸に
抱きしめた喜び
駅に着いたなら
心よ奮い立たてと
踏み出したホームに
傷ついた魂の重さがよぎり
足元を重く沈ませる
貴方を許せないと思えば
また 心が死にそうになる
今こそ 想い出して
あの日 生まれた尊き命を
慈しみ満たされた心
初めて知る愛に包まれ
流したきれいな涙
あなたを育み愛する事で
人となり明日に続く路を見つけた
これからも ずっと そう
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