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闇夜と呪縛
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作詞 すずの |
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何気ない日常 繰り返し
混沌を秘め 雑踏に紛れ
握りしめた指の隙間から
こぼれ落ちていく時間
おまえは 大人なんだから
おまえは 女なんだから
喉を突き破り
噴火しそうな本心を
何とか飲み込んで
何気なく今日を終える
夕暮れ深い 冬の街並
彩る眩ゆい光は
追いかければ 遠くなる
蜃気楼のよう
そぐわない場所にいる
もう 気づいてるのに
誰よりも貞淑な顔
遠い空を見上げた
いつまで経っても変わらない
この先はもう見えていて
渇ききった目にも涙の雫
おまえは人が怖かった
おまえが人に傷つく事が
愛されたかった私は
誰に愛されたかったの
その胸に愛はあるのか
自分すら愛せないのに
浅い眠りの闇夜に冴える
寒い部屋の空気
月明かり照らす窓辺に
風の音 街の音
ただ虚ろに聞いていた
抜け殻にも 朝がくれば
誰よりも幸せな顔
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