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時の舟
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作詞 すずの |
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海に映る月が
波に揺れて光る
寄せて返し
時が戻せるなら
あの頃の自分と
側には あなたがいて
かけがえない人よ
大切な事上手く
言えてなかった
面影が浮かべば
込み上げる慕情
さざ波が寄せるよう
今頃 どうしているのだろう
今夜 この空見上げているかな
ねぇ 満天の星が輝く
思い出遥か 遠い夢の彼方
悔いなどないと そう
神様に胸張って
言いきれないよ
今更と呟き
胸の中 押し込んだ
伝えたかった言葉を
深い眠りに落ち
ひとすじ涙の跡が
乾く頃には
時の舟に乗って
時空を超え永遠に
夜空を旅する心
いつの日 誰を愛していても
今夜 同じ空を見上げてたら
ねぇ 下弦の月灯り 沁みて
少し切なく 想ったりするのかな
重い瞼に 夜明けの兆し
凍える両手で 窓を開ければ
ねぇ 空が燃え尽きる前に
思い出乗せた 舟を降りよう
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