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混沌電車
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作詞 すずの |
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電車に乗って会いに行く
とある塀の中
ジュース1本差し入れに
いくつもの駅 乗り換え
町を過ぎ 橋を渡り 山を超えて
揺れる電車 思いは巡る
あの日を 思えば 今でも
悲しくてしょうがない
すべてに 申し訳なくって
前など 向けなかった ずっと
あれから 全く 眠った気がしてない
夜更けの闇と絶望の淵
時が 全てを解決するなら
その日まで 息をこらして
うつむいて生きていくというの
それが 罪滅ぼしだというのか
空に帰る日まで あと何十年
悲しい顔して 生きていくの
そんな事しているための時間じゃない
電車に乗って 会いに行く
とある塀の中
義務か責任か人情なのか
何かを 伝えたくて
時間かけ お金かけ 心すり減らし
揺れる電車 思いは走る
あれから 頭の中まで
四角四面 囚われていた
狭い宇宙を グルグル廻って
闇の中 破滅しそうな 瞬間
胸に響く 心の声
車窓から 強く眩しい陽射し
どこまでも広がる景色
家族の風景 涙込み上げる
懺悔の日々 何が贖罪か
悲しみにくれ泣いてばかりじゃダメ
時に ふと 優しさに触れたら
安らぎ感じる 自分を許して
電車に乗って会いに行く
ためらうことなく
少しだけ 未来の話しよう
前に向かって進んでいく
今度は 世のため 人のため 生きるんだ
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