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この夏戦争記
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| 作詞 Rr. |
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四畳半の部屋に寝そべって
ただ泳ぐ魚を見上げてた
夏の終わりを想うだけで苦しくて
ただ君の歌を書いてた
この夏戦争記
雨上がり、残る鉛の味
澄み切った空の底を歩いてた
少しだけ切った髪も、あの日の背伸びも
間違い探しみたいな事なんだ
赤い手紙は、夢の跡
君の知らない、僕のささくれ
だからほら、笑わないでね
こんな空っぽな僕の歌を
あの夏のホームレス
居場所を見つけた二十七
きっと最後に、君の顔なんて思い出してさ
飛び込んでしまえよ
生きたいも死にたいも全部、建前だ！
ただ、歌を歌っていたかった
さよならだ
この夏に、投下して
お金なんて要らないなんてさ
ないものねだりだ、分かっているよ
きっとさ、才能が無いんだよ
望まない言葉で君を書いて、ごめんね
青い絵の具ばかりが無くなっていく
青春も思い出も分からないまま
誰も居ない駅で優しさなんか探せないし
錆びた傘の下で君を待ってた
空の戦闘機は、夏の破片
君を裏切った、あの日の青
だからほら、同情しないでね
こんな最低な僕の人生に
あの夏のボーダーレス
君と見上げた世界戦争
走り続けたんだ、どこまでも行けないように
ただ君が泣かないように
溢れた温いサイダーも
今日だってずっと、飲み干せないままで
きっとさ、このまま生きてしまえば
誰かの事を傷付ける事だってある
それでもね、分からないんだ
一つだけ白い手紙だけが
手につかなくて、面倒くさくなって
そのまま汚れた服で眠って
ただただ、堕ちていく生活の差が
君との距離だと知ったんだ
本当に馬鹿だよな
あの夏のボーダーレス
君と見上げた世界戦争
走り続けたんだ、どこまでも行けないように
ただ君が泣かないように
溢れた温いサイダーも
今日だってずっと、失くせないままで
あの夏のホームレス
居場所を見つけた二十七
空っぽを歌え、それ以外何も無いんだってさ
飛び込んでしまえよ
生きたいも死にたいも全部、建前だ！
ただ君と夏を見ていたかった
さよならだ
あの夏に、投下して
全部、忘れてさ
さよならだ
君の顔を思い出した
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