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あんたが神様なら
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作詞 Rr. |
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言葉なんて捨ててしまえば
あんたの幸せも透明だ
神様なんていなくなればいい
思い出だけが残ればいい
心なんて見えてしまえば
あんたの本音も言い訳だ
神様も踊れないくらいの
僕らだけの音楽が続けばいいのに
何も要らないんだよ
本当にそれだけなんだよ
生活も夢も建前も
いつだって、あんたの前だけなんだ
見える物が全てじゃないなら
歩き方などどうでもいいなら
どうして、君を描くだけで
この胸が苦しくなるのか
君の歌が響いたなら
この世界はもっと
もっと醜く見えてしまうのだろうな
もうあんただけ
幸せになってしまってよ
勝ち誇らしげな顔でただ笑っていてよ
懸命に歩いてみたって
本当の思いなど伝わらない
優しさなんて詭弁でしか無い
賢い人にしか熟せない
ただ僕は君を歌う
夏に咲く君を描く
優しい君が好きだった
強さも弱さも知りたくなかった
何も言えないんだよ
本当にそれが苦しいんだよ
生活も夢も建前も
それら全てが邪魔をするんだ
今を生きる事が全てなら
今を生きる事が正義なら
どうして、小説の最後の自壊も
綺麗だと納得するのか
君の歌が響かない
この世界でずっと
ずっと僕ら、あの夏を一人占めにしたい
もうあんただけが
君の救いなんだよ
負け犬らしく遠吠えさせておくれよ
あんたの事なんて
死ぬほど、どうでもいいんだ
それでも埋まらない
君の居ない穴を
埋めるのは、あんただけなんだよ
あぁもう全部、大嫌いだ!
あんたが神様なら
この世界はきっと
きっと何一つ変わりはしないだろうな
あんたが神様なら
君は美しいままなのに
どうして、どうして、今更ずるいんだよ
君の歌が響いたなら
この世界でもっと
もっと、その歌が声が涙が透けてしまうわ
もうあんただけ
幸せになってしまってよ
勝ち誇らしげな顔でただ笑っていてよ
僕らの夏に花なんて挿さないでよ
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