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あなたの涙
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作詞 なるせ |
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季節の終わりを告げる風が
二人の間を通り過ぎてく
必死で言葉を探して
見つけたのは虚言という愛
「まだ間に合いますか」と
あなたに委ねる結末に
震えながらも繋いだ手を
何度でも思い出しながら
あなたが今泣いているのは
僕の言葉のせいなんだろう
咎めるわけでもなく
寄り添うわけでもない
振り返ればいくつも見えるような
ありふれた思い出に
あなたの涙を重ねては
ただ「ごめんね」を繰り返して
拭いきれないほど溜まって
いつもは描いてた理想でも
あなたのためなんて言って
その声を受け入れることに
背を向けていたんだよ
ちゃんと見てなかったのは僕で
「嫌われたくない」なんて言った
あなたにとっての僕はどこに
あなたが今泣いているのは
僕が泣いているからなんだろう
優しさでも妥協でも
強がりでもないから
ほんとに伝えたかったことは
まだ言えてはないけど
また1からあなたのすべてを
好きになってもいいのかな
「今度はもう離さないよ」って
あなたにちゃんと言ってみよう
あなたが今泣いているのは
僕の言葉のせいなんだろう
咎めるわけでもなく
寄り添うわけでもない
二人で夢を見てた時間だけが
未来を飾ることも
あなたの涙で気付けたんだ
ただ「ありがとう」繰り返して
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