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Gray
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作詞 なるせ |
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凍えそうな街の中
いるはずもない君を探して
忙しなく過ぎる日常に
昨日も今日も分からなくて
目に見える思い出を
僕はすべて捨てたのに
なんでその先には
何も変わっちゃいない
君が泣いてるんだろう
満たされないのなら
僕じゃもう笑えないんだよ
向き合う意味に蓋をして
君を見ないようにした
色のない景色さえ
願う僕を君はどう思う?
呼べば返ってくる声
当たり前だと思い込んで
僕は何を犠牲にして
離れる手を掴んだのか
愛だとか夢だとか
語る人を馬鹿にした
なのに今僕が
妄りに据える明日を
誰より描いてるんだ
いつまでもここには
いられないこと分かってるけど
終わりの言葉を作って
君に贈ろうとしても
こんなに震える手じゃ
上手に届けられなくて
僕ら同じ過ちを
何度も繰り返して
その度君に言えないのは
優しさでも寂しさでもなく
僕が弱いだけなんだ
いつかを嫌う君
頼りない僕じゃ拭えない
向き合う意味に蓋をして
君が見えなくなって
約束はしないよう
理想に隠してしまっても
この手に触れる感情が
まだ君を覚えていて
色のない未来さえ
願う僕を君はどう思う?
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