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うそつきな笛の音
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作詞 RAISE |
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ある日の朝切り株座り 笛を吹きつつ声あげる
その声聞きわきたつ村の これが日常茶飯事で
「うそつき」と呼ばれても誇りに掲げるだけ
そんな事の繰り返しで誰にも信じられなくなった
決まった台詞叫びつつその目に宿る無邪気さが
痛々しいほど綺麗なまま
間違いだらけの日々を過ごす
どうしてそんな嘘つくのかと 聞こえた先へ顔あげた
その目に映る焼けた顔 羊飼いには似合わない
くちびるが乾いては言葉がつづれなくて
丘を下りていく後ろ姿とまどいばかり与えていった
彼女の名前叫びつつその目に宿る空しさが
わがままだらけの彩りに
ほのかに朱色が描かれた
これは何 問いた言葉 嘘つく暇さえ放り出した
これが恋 解いた心 嘘つく心を投げ捨てなければ
次の日の朝切り株座り笛を吹きつつ彼女待つ
近づく影輝く牙後ろを向けば赤い口
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