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風鈴花散
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| 作詞 RAISE |
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季節外れでも気にいって
使い古しの風鈴買った
窓際おいても風吹かず
素敵な音色くたびれている
弥生の頃より流れ出て
早く届いて合否判定
そんな願いを込めたのに
鳴ってくれなきゃただの置物
都はまだか飛ぶハトは
そんな願いは知らぬまま
からんからん少しだけ
涼しい風が吹いて来て
からんからん気がつけば
発声練習始めてた
割れ釜叩いた音が鳴る
近所迷惑考えてよ
風が吹いてはからからん
想像以上に酷い声
都を目だし飛ぶハトは
音色の頼り知らぬまま
からんからんそんな音
鳴り続けても意味がない
チリンチリンこんな音
望んでいても奏でない
夜が来ても届かない良い風やっと吹いて来て
チリンチリン鳴り始め花が咲いた夢を見た
都についたハトは朝
優しい声で飛び去った
チリンチリン傍らに
届いた手紙開けてみて
チリンチリン投げ捨てた
最後の望みも駄目だった
チリンチリン来年は
そう言いながら不て寝する
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