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夏の終わり
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作詞 狐珀 |
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初めてのデートは付き合う前で。
あなたのオススメのカフェに連れてってくれた。
私には分からないギターの事もあなたが楽しそうに話すから勉強したりもした。
あなたが好きなものを好きになりたくて少し背伸びもしたけどそれさえも楽しくてあなたと一緒に居られるだけで幸せだった。
なのに何で。 なのに何で。
「傷つけたくない」だなんて言って。
私の気持ち考えてくれた?
一緒に居て辛いことよりも
1番辛いのはあなたと居られないことなのに。
付き合ってからはデートも家ばかりで。
本当は一緒に手を繋いで歩きたかった。
それでも家で2人で笑いあって、たまに呼び捨てにするあなたの声が愛おしくて。
抱きしめてくれたあなたの温もりが大好きで。あなたの香りが大好きで。あなたを感じられるだけで私は幸せだったよ。
なのに何で。なのに何で。
「好きだから別れたい」なんて言って。
好きだから一緒に居るはできないの?
あなたに伝えられなかった言葉
「本当に好きなら手放さないでよ」
好きな人の幸せを願うなんて。
私はそんなに出来てないから。
一緒に幸せになりたかった。
今一つ願いが叶うなら願うことはたった一つだけ。
「あなたともう一度やり直したい。」
「泣かれるのは苦手」なんて言って。
私が泣く原因はあなたで。
泣きそうになって声が出せなくて。
「別れたくない」これだけが声に出せたんだ。
「友達として仲良くしたい」なんて言って
私のワガママかな?
夏の終わりにあなたに伝えたい。
「今までありがとう。本当に大好きでした。」
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