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妄想ラブレター
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作詞 葉之和 天 |
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春の陽射しが舞い込む教室で 初めて声をかけてくれたこと
私は今でも憶えているよ 忘れようとするたび思い出すんだ
何気なく隣の子と話すときも 私に話すときと同じ口調で
まだ何も準備できていないけど 胸の鼓動が「早く…」と囁いていた
眠れない夜が幾度も続いてた 時間が経てば経つほど動悸は激しくて
さり気ない会話の中であなたが笑うたびに 息ができなくなる
いつだって 目を閉じて あなたといる私を想像しては泣いていたけど
付き合っている人がいると知ってしまった あなたに出会わなければよかったな
素直になれない日々の流れの中で あの子といるあなたを見ていた
感情を剥き出しにすれば傷つけてしまうかな 怖くて目をそらした
自分の心を違えてしまった 愛しさを憎悪に変えて押し込めてしまった
数え切れないほど歩いた帰り道 気がつけばあなたを探してる
いつまでも そばにいたい そう願っていたんだ 戻らない時間が恨めしいよ
好きすぎて 切なくて それでも近づけない もうあなたの声すらも聞けない
気づいたら3年経っていて 私の時計は止まったまま
ずっと隠し続けてきた気持ちを あなたに伝えられたら……
いつまでも 忘れない そう思い始めた 見失ってた自分はここにいる
「ありがとう」 いつの日か 言葉にできるかな めくるめく妄想を超えて
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