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地獄志願者
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作詞 ハック |
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奇跡の基準を決めたのがお偉いさんならそれは悲しいことだ
そんな物はやることも無くなった自殺志願者に委ねればいい
ゴミの掃きだめに覆われた幸せさえも幸せと呼べるのなら
僕が今立たされている天変地異の窮地は不幸にもなりゃしない
いつか帰る家ができて、いつか愛し合える人ができても
夢と希望はそれ以降、語る事すらもできないんだろう?
人が憂いになると書いて優しさと読むこの世界は
もう手遅れだ、もう手遅れだ。これ以上他人事を語っちゃいけない。
終末、末期、結論。僕たちは生まれた世界を憎むべきだ。
案の定催促された僕らを、神様が殺すのは罪じゃないんだ
何が最高法規だ、最低最悪の物語の序章は今幕を開いた。
それゆえ薄くはがされた命の断片を握り潰して
僕らは生きる。生きていく。奇跡を踏みつぶして。
それが人生だ。神との付き合い方だ。
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