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明日もいつも
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作詞 和良灯 |
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起きたくない
小さな声が1つ
こぼれるように
風が吹いて、鳥が鳴いて
また朝にさせた
ギリギリの時間のくせして
のんびりして
時は経って、戻らないで
もう間に合わないかも
なんていつものことで
風が吹いていく
だってあなたがそこにいたから
んで、たまたま僕も同じ場所にいた
それだけで充分だった信号待ち
”たまたま”が繰り返されたなら
”いつものこと”になるでしょう
だからいつもどおりに
眠たい顔して、あの道を
眠たい
今日は雨だから
お休みでいいでしょ
雲に隠れても、雨に濡らされても
朝が来た
なんでだろう?
今日は”たまたま”が起きてくれなかった
傘の向こう側 誰も立っていない信号
こんなんだったら無理に起きなくても良かったかな
なんて嘘みたいに素直に思ったんだ
相も変わらずこの日々は
何事もなく進んでいて
何回も何回も
それだけで過ぎていった
それでも僕は充分で
”いつもどおり”を望んだんだ
だってあなたがそこにいた
んで、たまたま僕も同じ場所にいた
本当にそれだけだった信号待ち
これからなにも変えられなくても
満足してるわけじゃないけれど
それでもいいから
いつもどおりに
眠たい顔して、あの道を
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