|
|
|
schmelzen
|
作詞 code:A |
|
「さみしくなんかない」と
つぶやくことばは
強がりさえ止められない
涙と混ざっておちた
わかっているつもりでも
ゆるせないことがある
変えようのない事実には
さからえない非力さに
どうしようもないって諦めて
夜をこえられたらいいのに
こらえられない何かがあるの
知らないなんて言わせない
解き放たれた優しさに
身体をゆるせる時
我慢していた何もかもを
吐き出せるような気がした
抑えているつもりでも
かくせない表情がある
治らない心のあざは
誰にだって癒せない
どうでもいいやって諦めて
明日は笑えたらいいのに
わすれられない昔話を
聞きたいなんて言わせない
取り戻された温もりに
こころが震える時
離せなかったひとりよがり
枷がはずれた気がした
つらい つらいって耳ふさいで
こわい こわいって目つむって
そばに いてよって手のばして
どこにも行かないでよって
「好きにすればいいよ」って
反対ことばに
嘘つきさえも笑えない
本音も見えなくなった
解き放たれた優しさに
すべてをゆるせた時
怯えていた弱い心が
少し強くなれた気がした
|
|
|