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ボク色の風船
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| 作詞 しば漬け |
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ふと手を離してしまったんだ
ボク色の風船
今までの努力がつまっているのに
必要なんてないんだ
ボク色の風船
それを今気づいたのは
遅すぎるだろうか
取り返しのつかない失敗をし
頭がまっしろに
何も考えずに 道を歩いてゆく
頬をつたる
『これはなんだろう』
『しょっぱいな』
『つめたいな』
初めて気づく それは それは……
前を向いて走りだせ
上を向いて走りだせ
離してしまった風船を追いかけ
後ろを振り向かず
下を向かずに
過去に戻らずに 突き進め
結局届かなかったんだ
ボク色の風船
宇宙(そら)まで高く高く
必要なんてないんだ
ボク色の風船
天までとどいたなら
割れてなくなってしまえ
前のボクとは違う
涙なんか流してない
さっぱりとした笑顔で 道を歩いてゆく
なにか見える
『これはなんだろう』
『明るいな』
『眩しいな』
初めて見る それは それは……
前を向いてはしりだせ
上を向いてはしりだせ
離してしまった風船を追いかけ
後ろを振り向かず
下を向かずに
過去に戻らずに 飛び越えろ
前を向いてはしりだせ
上を向いてはしりだせ
止まることなく 突き進め
後ろを振り向かず
下を向かずに
過去を思い出さず 飛び越えろ
新たに創りだす
ボク色の風船
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