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社会失格
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作詞 走風駿 |
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A1
ある日
公園でぶらぶらしていると
ボールがとんできました
駆けよってくる子供
ボールを渡しハイタッチ
しようとしたら
不審者認定
通報されました
B1
次の日
大人気のテーマパークで
クルーとして子供とハイタッチ
笑顔でお礼までされました
C1
そのテーマパークが
呼ばれたるは「夢の国」
その裏でメイク
髪型にアクセサリー
個性が否定されてました
S1
ああ
お前らは一体
何で人を判断しているんだ
立場か 肩書か それとも外見か
受け入れられるよう合わさせて
それが社会に適応ですか?
誰が決めたかも分からない基準…
そんなものに従うのなら
不適合者にもなってやる
A2
ある日
街中で買い物していると
泣いている子がいました
どうやら迷子のよう
一緒に親を探そうと
声をかけたら
誘拐認定
職質されました
B2
次の日
同じ場所の同じ時間に
迷子連れた一人のお姉さん
そのままどこやらへ行きました
C2
その夜のニュースで
流れたるは人殺し
被害者は子供
犯人は例の女性
思わず笑い転げました
S2
ああ
お前らは一体
何で人を判断しているんだ
容姿か 年齢か それとも性別か
生まれつきのものも変えさせて
それは社会の常識ですか?
誰が決めたかも分からない文化…
そんなものに縛られるなら
非常識者にもなってやる
D
心がきれいな人は美しくて
心が汚い人は醜い
そんなこと本当にあると思ってんのか?
在るとすれば蔑まれ
心が染まってしまった者だろう
S3
ああ
お前らは一体 何で
人を判断しているんだ
美容に 染髪に それから整形に
うわべだけを取り繕わせて
それで社会は満足ですか?
誰が決めたかも分からない普通…
そんなものに仕切られるなら
不適合者にもなってやる
非常識者にもなってやる
反社会者にもなってやる
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