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焼け落ちた旗
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| 作詞 走風駿 |
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奴隷だらけのこの世界
不眠不休問わずこき使われる
美味しい餌の前では
飼い犬に成り下がり
ワンワン甘えながらしっぽを振る
喋り方も吠え方も忘れてしまったんだろうな
反逆者たちは
守るべき人達に殺され
笑いながら死んでいきました
その人たちの
幸せそうな顔をながめながら
安心して死んでいきました
何も心配事はない
知らなければ幸せも不幸も同じもの
常識はびこるこの世界
不平不満いわず動き続ける
逆らうものを横目に
歯車に成り下がり
ギシギシ軋みながら壊れていく
可能性も輝きも失くしてしまったんだろうな
革命家たちは
変わらない人達に殺され
あきれながら死んでいきました
その人たちの
おびえたような顔をながめながら
うんざりして死んでいきました
何も心残りはない
分からなければ天才も異端も同じもの
先人たちは
これからの人達に託して
祈りながら死んでいきました
愚か者たちは
託された想いすら忘れて
迷いながら死んでいきました
その人たちは
呆然とした顔をしながら
絶望して死んでいきました
何も不思議なことはない
気づかなければ始まりも終わりも同じとき
知ったときには
分かったときには
気づいたときには
すべてが終わっている…
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