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忘れられる平和
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作詞 走風駿 |
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壁に残され
歴史に刻まれた人の影
影を残した人の姿はどこにもなく
それは一瞬の出来事だった
だけど記憶は永遠と消えなかった
それぞれの平和の中で
生きている僕たちは
平和の本当の意味を
だれが覚えているのだろう
見上げた空は
どこまでも続く青い空で
何かが降ってくるなんて
想像できなくて
あの頃の人はどうだったのだろうか
こんな風に空を見てたのかな
何かを思う間もなく
失われた命
後世まで続く苦しみにあらがう命
始まりは同じ瞬間だった
だけど終わりは同じ時ではなかった
残された時間をかけて
命を燃やす者
平和を伝える歌を
だれが受け継いでいくのだろう
眺めた街は
たくさんの人と建物で
何もない景色なんて
想像できなくて
あの頃の人はどうだったのだろうか
こんな風に街で暮らしてたのかな
あの日キノコの形をした雲が
空を覆い
核が落ちる海
核に汚染された土地
核の廃止に反対する国
日の丸を掲げたその国に
いつになったら日は射し込むのだろう
あの頃の人は
どれほど危険か知らないで
あんなことになるなんて
想像できなくて
今の人たちはどうなんだろうか
また同じことを繰り返すのかな
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