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万葉の彼方
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作詞 こんや みちお |
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詠み人知らずの
平安の世の唄は
戦さ禍いその果て
男と女
上の句を浮かべて
下の句唄詠む人らは
蛤の貝殻合わせて
夢を見たとて
命短し祈れる乙女達らは
後を憂いて短冊に
願いを込めて
戦さの場から帰って来ると
信じて待ってるだけの歯痒さ
もう少しだけ心の目を
閉ざさせて下さい
傷ついた鎧を
身に纏っていても
苦しい無念は敗けるより
残した君
朽ち果てようともいつか幾世の彼方
辿れば巡ってきっと
また愛の名
詠み逢えるその時にきっと
私の名前を詠んで欲しいと
言ってたその想いを
最後の涙に
風が吹いてる丘
彼方へ飛ばした雫
いつか一緒にここで
果たす夢共に
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