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もう一つの別れ
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作詞 ぴー太 |
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3月23日 修了式
クラスの友達と別れた後、あたしはいつものように部室へ向かう
いつものように音楽室へ入り
いつものように部長のあたしが出席とって
いつものように腹筋と背筋やって
いつものように職員室に顧問の先生を呼びに行った
そう。いつものように
そして音楽室に戻り席に着いた
大切な連絡があるらしい なんやろう そう思いあたしは先生の話に耳を傾けた
そして先生の次の言葉にあたしは固まった
『4月から先生はこの学校にはいません。』
そう。先生は4月から別の学校に行ってしまうらしい
見れば 周りの仲間も驚いた顔をしている
あたしもびっくりした そして頭の中がぐちゃぐちゃになる
は? ちょっ・・・ 待ってや
離任? なにそれ そんなん聞いてないって
ってか あたしまだ歌い方とかめっちゃ下手くそやし
また4月から先生に教えてもらおう思っててんで!?
もっと色んなコト喋りたかったしさっ
質問とかめっちゃあるしっ。。 え?ほんじゃ最後に1つだけ質問聞いたる?
ほんじゃ最後に質問するわ
あたしはこう質問した
『先生、泣いてもいい?』
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