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終着駅
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作詞 ハル |
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自由を持て余した僕はずっと待っていた。終着駅が「幸福」の真っ赤な電車を、、、
敷かれたレールに従うだけで行き着く。僕にとっては希望の乗り物、、、
待てど暮らせどその日は訪れない。駅のホームは僕一人、寂しい風が吹いていた。
そうこうしているうちにいい年になっちまった。「夢」にはもう乗れないや。
本当はとっくに気づいてる。そんな都合の良い乗り物なんてない。人生なんてない。だから人は自分の足で歩くんだろう。泥だらけになったって、傷だらけになったって、
なけなしの勇気をかき集めどうにか今日を生きてる。見えない明日が怖くて逃げ出したくなる日もあるけど。幸せを求めながらどうして違う場所に向かってしまうんだろう。
それでも、いつか、いつか、たどり着けるかな?
自分だけの終着駅に、、、
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