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自分<ボク>
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作詞 飛沫 |
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僕達の心に巣くう"迷い"という感情
それは時には心に絡みつき離れようとしない
時には消えてしまう
しかし無くなる事はない
小さくなってもまた元の大きさになって再び心に巣くっていく
この"迷い"という影は僕の心を埋めてしまう
なぜだろう でも僕はこの感情が愛しくてしょうがないんだ
多分僕はこの感情がなければ僕じゃなくなる
僕はそれが怖いんだ
僕の心に差し込む無数の光が"迷い"をかき消してしまう
ジェンガのように 崩れていく理想 ジェンガのように 不安定な自分
僕の心はおもちゃなの?遊ばれることしか出来ないの?本当に僕じゃ無くなっちゃうのかな?
やっぱりそれは怖いよ
僕達の身体に染み付いた"迷い"という感情
それは時には身体を巻きつけ四肢を奪い
時には消えてしまう
しかし無くなる事はない
薄くなってもまた元の濃さになって再び身体を染めていく
この"迷い"という風は僕の身体を包んでいく
なぜだろう でも僕はこの感情が羨ましくてしょうがないんだ
多分僕はこの感情がなければ僕じゃなくなる
僕はそれが怖いんだ
僕の身体を突き抜ける風が"迷い"を吹き飛ばしてしまう
風鈴のように 揺れ動く理想 風鈴のように 不自由な自分
僕の身体は飾りなの?見られることしか出来ないの?本当に僕じゃなくなっちゃうのかな?
やっぱりそれは怖いよ
僕は自分を失ってしまうのかな?それとも自分が変わっちゃうのかな?
"迷い"って温かいのかな?それとも冷たいのかな?
でもやっぱりそれは怖いよ
僕のすべてを変えることで"迷い"を取り戻せるなら
ジェンガにも なれるよ 風鈴にも なってみせるよ
僕の心はおもちゃだけど 人を楽しませることが出来るんだ
僕の身体は飾りだけど 人に魅せることが出来るんだ それだけ出来たら僕は僕でいれるよね?
"迷い"って人間らしさの数字だよね
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