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さよなら8月
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作詞 あさくら |
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気が付くと空の色はいつもより
早く赤く色付く
うるさかった蝉の声も もうすぐに
抜け殻みたいに命を終える
土曜日の夜のお祭りは
可愛い浴衣で行こうとか
足音鳴らして歩いたり
そんな夢さえ叶わなかったね
少しずつ秋風が吹いて
秒針と溜め息が交わる瞬間
また今日も過ぎてゆくだろう
好きじゃない季節も いなくなるのは
やっぱり寂しいもんだ
よく通ったピザ屋のあるこの道も
長居したコンビニも
もうこの街にあなたが居ないこと
知らないみたいに変わらずあるんだね
好きな人がまた出来たとしても
比べたりしたくはないけど
長くても短かったとしても
きっとまた思い出すだろう
今年も夏は行くんだよ
次の季節を迎える準備だ
洋服も気持ちも一緒に
衣替えしよう でもね その前に
8月さようなら
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