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be filled
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作詞 柚氷飴 |
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冷たい世界に浸したつま先
指の間をくすぐる 想いのかけら
ああ 重たいな なんて呟いた
誰のものかも分からない声を蹴飛ばした
弧を描いて散ってゆく きらめきを仰ぐ君が囁く
まるで闇夜を彩る星屑のようだと
手を伸ばして 空(くう)を掻いて
行き場の無い願いを掲げた
もどかしさも愛しさも全部
世界に満ちて 君に届くように
過ぎ去る時間に剥ぎ取られていく
忘れたくなかったあの日の空の色
ああ 虚しいな なんて呟いた
四角に切り取ったそれじゃ何も残らない
廻るように溶けてゆく 思い出を語る君の言葉が
世界を染めた茜の色を魅せてくれる
息を吸って 明日を願って
生きることが かなしく思えた
いつか消えゆく音を抱いて
君と 果てない夢を 夢みてる
君に会って 孤独を知って
君に触れて 愛を知った
僕を知って 君を知って
ほんの少し不器用になった
言葉ひとつを紡ぐことが
とても大切なことに思えたんだ
息を吸って 明日を願った
出来るならばいつまでも君と
世界に溶かす想いがいつか
あの日の僕と君に届くように
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