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閃光メランコリー
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作詞 An autosynnoia search |
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夕日沈む時刻に 君は去って
ふたり分のすすき花火を置いて行った
つまり今日の夜は 晴れだという
大きくなってしまったと嘆く僕の手
細い管を運命なんかに重ねて 離せないでいるみたいだ
並べた悲哀の数 点火して飛び舞う熱
今夜に淡い期待を描いて
揺られた君の合図 発射して変わる色
打ち上げられない火薬とひとり 踊れ
滲んだ街の黒を ただ笑って
ふたり分のすすき花火は色を燈し
詰まる残留した 僕を溶かす
遠くになってしまった湿気た地面の
冷やかさを忘れて 戻れなくしているみたいだ
弾けた言葉の数 夜更けに掠れた声
「綺麗」だとかの飾りと
滲んだ夢の合図 それによく似た閃光
消えて残された煙と共に 止まれ
描いた光の数 一瞬で消える熱
君は今頃ベッドに入っただろう それだけの夜だ
並べた悲哀の数 染み込んで消えない香
明日の脆い期待と
揺られた君の合図 最後の一本弾け
気付いたのなら明日へとひとり 踊れ
夜が終わることに気づいたのなら 踊れ
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