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Sirius
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作詞 あこ。 |
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名前も知らない花を手折って
冷たい指先が空に触れる
あの時見えたのとは違う星が
僕の上で輝いてる
近ければ近いほど崩れていく何かが
僕の中にあったから
あの時君はそこにいたのに
いつかの記憶のように
目が会うことも見つめる先が
重なることもなくて
冬の空にヒカル孤独の星が
僕らの日々を焦がしてく
戻りたいけど戻りたいなんていわないよ
そう、これが運命だとして
僕がここで抗ったとして
もう2人の手にはなにも残るものはないから
僕が失ったのは恋じゃない
僕が失ったのは君なんだ
名前も知らない頃のふたりが
あの雨に映ってキラキラと
空を見上げてみても
あの時見えた星はもう見えない
触れれば触れるほど僕の何かが
少しずつ変わっていく
窓に打つ小夜時雨
ごめん、今更だったよね
もう君の瞳のどこにも
僕はいないんだろうな
大切なことに気付いたその夜に
僕の思いを留める冬の星
好きだけど好きだなんていわないよ
そう、これが偶然だったとして
僕がそれに抗ったとして
きっとそれが必然に変わってしまうんだろう
僕が夢で会うのは思い出じゃない
僕が会いたいのは君なんだ
大事なものすべて焼き尽くすその星に
手を伸ばせばこの身焦がせるかな
君で焦げた心形残らないように
輝きすぎた孤独を代わりにして…
近ければ近いほど崩れていく何かが
いつか君を壊してしまいそうで
ああ、僕はどうすればいいの?
まだ覚えてるあの場所で見た
今にはない星たちを
冬の空にヒカル孤独の星が
僕らの日々を焦がしてく
戻りたいけど戻りたいなんていわないよ
そう、これが運命だとして
僕がここで抗ったとして
もう2人の手にはなにも残るものはないから
僕が手放したのは恋じゃない
僕が手放したのは君なんだ
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