|
|
|
ピース
|
作詞 泪 |
|
目の前の人たちが僕の欲しい言葉を並べてた
少し虚しくて耳を塞いだ
ただ黙々と生き物の生を受け継ぎ
僕には何も無いんだろう それを確認するばかり
秋雨が濡らしていくのは
僕が歩いてきた跡ばかりで
少しも残してくれないの 僕が今まで作ってきたものも過去も人たちも
忘れたくないんだよ 僕の頭の中から
勝手に抜けないでよ 古い記憶も
新しい記憶は今度は最初からきちんとしまっておくから
もう忘れたくないんだよ 何もかも
目の前に浮かんだのは僕の古い過去で
少し悲しかったけど僕は見た
愛されたいという願い 愛するという行為
どこにでもあるのに僕は見つけられなかった
あなたが置いていくのは
ただ幼いだけの僕で
少しも居てくれないの 僕が今まで伝えてきた思いも届いてほしかった声も
思い出したくないんだよ 僕は二度と
勝手に言わないでよ あなたの言葉
たくさんの感情も何一つこぼれなく閉まっておくから
もう思い出したくないんだよ 何もかも
あなたの細胞一つ一つに
届くように届きますように
指先 襟足 頬を貫く涙
愛してほしいんだよ 僕の全てを
他に何もいらないから あなたの愛を
感情が溢れたら一つずつ拾って
ピースをはめるように 糸を紡ぐように 手を繋ぐように
愛してほしいんだよ あなたの言葉を並べて
|
|
|