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ファン
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作詞 泪 |
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この席から見えている景色にはあなたがいないのだけれど
何年も月日が経ったら当たり前になってしまっていて
あなたと話したあのベンチも一緒に行ったあのお店も
今となってはもう過去のことなんですが
全てがキラキラして見えていた私の視力の落ちたこの瞳でも
あの公園は子供たちがよくヒーローごっこしてたよね
あなたがいたらなんて
今は思わないよ
あなたが大人になるように私も成長して
あなたが前に進むたび私は後ろを振り返ってしまうけど
こんな私でも1人前に人並みに料理も作れるし
髪も伸びたんだよ、あなたの好みはショートヘア
あなたがくれた大切な想い出も大好きだったあのロックバンドも
私は今でも好きでいるのバンドは
どうせ消えると思っていたのも予想外で
ずっと残っているのね私の奥深くに
泣きたいのはこっちだよ
笑いたいのもこっちだけなの
知りたかった見たことのない世界を
今ではあなたは新聞やら雑誌やら載っちゃって
番組表を私は見ていて
あなたの名前があるとすぐに予約をします
今日はどんな歌を歌うの
私はあなたを見つめてしまうよ
遠かったり近かったり
あなたを見上げたり見下ろしたりしても
私は変わらず涙を流し
あなたの笑顔につられて笑う
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