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society
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作詞 遊馬 充 |
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放課を告げる
聞き馴れた音色に耳を傾け
悪夢の序章を受け入れる
綺麗な黒髪をゆるく巻き
瞼へのせた黒のライン
爪は赤く染め上げて
制服をドレスに変え紅をさす
コピーされ張り付いた笑みの仮面
呼ぶ声に身を委ねる
今宵はどの殿方と…
「大変綺麗な姫君で」
社交辞令なら聞き飽きた
そんな中身のない言葉
吐かれたって耳障り
値踏みするようなその視線
痛いくらいに鋭利な瞳
逃げ出せないこの状況
私もアナタを見定める
「アナタは…」
有り触れた人ね
在り来りな言葉だらけ
値踏みするようなその視線
痛いくらいに鋭利な瞳
逃げ出せないこの状況
私もアナタを見定める
「アナタは…」
偽り、虚飾で固められた
その容姿は何のため?
逃げられないのはアナタの方
私はアナタを見定める
「アナタは…」
You're not worth.
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