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子猫のような
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作詞 アイスコーヒー |
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薬指を磨く奇石に
一度惚れてしまっては手遅れ
二人結ぶ笑顔の先は
ここにあると確かに感じてた
優しさの虜にして
抱擁なしのディナーはいらない
貴女の薬指から こぼれた指輪 ワインに沈むの
錆びる前のセリフ儚いの
じゃれ合った 私たち
まるで子猫のように愛しくて
愛しくて それなのに遥かで
誘われた 安らぎは
箱の子猫のように恋しくて
恋しくて 見上げれば彼方で
星の瞬き数え直すの
黒と白のドレス身に纏い
わざとらしくおどけて見せたわ
飽きて淀む貴方の瞳は
餞の日映していたのね
仮初の出会いなんて
捕まえて欲しくはなかったわ
飼い慣らされた子猫の 潤んだ心 不安で枯れるの
寂しい目は月さえ恨むの
捨てられた 思い出は
爪を研ぐことさえ忘れていくの
忘れるの 意味さえわからない
魅せられた 甘い時
いつかミルクのように濁っていくの
濁らせて 語り合った未来
海に咲いた明日に手を伸ばす
すべてが音をたてて崩れた
貴方からの愛情さえ崩れた
何を確かめ 何を信じて 何を立て直せばいいの?
教えて・・・購うことができるなら
じゃれ合った 私たち
まるで子猫のように愛おしくて
愛しく それなのに遥かで
誘われた 安らぎは
箱の子猫のように恋しくて
恋しくて 見上げれば彼方で
運命の 歯車は
いつか子猫の毛布奪っていくの
奪われた 目の輝きさえ
闇を知ることも無くなるわ
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