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僕にしか言えない詞(ことば)
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作詞 はずき |
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君は僕に言った
「もうここにいる必要はなくなった」と
何をしたの?と聞けば
何もしていない、全部が中途半端なままだと
何かを終わらせてからでもいいんじゃない?
本音を隠して言った言葉は儚く消えた
君が放った台詞(みらい)の中に
希望は深く埋められていて
あの時僕の本音を言えば
君を救うことが出来たのかな
全てを諦めたという君への
全てを伝えない僕の歌
僕は君に言った
「話を聞くから残っていて」と
返ってこない返事
全部を知っていて、僕は目を背けていた
全部終わらせようとした僕と
君の言った言葉は遠くに消えて
僕が放った台詞(むかし)の中に
希望はいくつもあって
あの時僕が立ち向かっていたら
君を救えたんだね
全てを失った僕が送る
君が望む過去の歌
君がいる事が僕がいる全てで
こんなありふれた言葉じゃ
伝わんないの分かってて
遠く叫んだ、
僕だけにしか言えない詞(ことば)
君から未来を奪った
僕の言葉はもう無い
だから帰ってきてよ
せめて返事だけは返してよ
僕が僕であり君が君であるために
全てを諦めたという君と
全てを失いたくない僕の
これまでの物語(うた)
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