|
|
|
瞳
|
作詞 maco |
|
五階建ての校舎
外を見つめると速い機械の音が鳴る
右手を投げ出してすぐにふざけてしまう
僕の穏やかだった日々
階段や更衣室の隅
置き忘れたような思い出が
今の僕に優しく笑いかける
時が過ぎるほど美しく見えるものがある
坂道を登る毎日
揺れるスカートを掴んで
瞳に映ったすべてが今こそキラキラ輝く
五階建ての校舎
窓から乗り出すと踏んだ砂の音が鳴る
ネットにまとわりつく暑い風を追い出すほど
あの子の体がおどる
たまに誰かになりたくて
自分の好きなところも知っていて
ここまで暮らしてきたのです
時が過ぎるほど美しく見えるものがある
座り込んだ地面と
いくつも並んだ自販機
瞳に映ったあの日が今こそキラキラ輝く
時が過ぎるほど美しく見えるものがある
坂道を登る毎日
揺れるスカートを掴んで
瞳に映ったすべてが今こそキラキラ輝く
|
|
|