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朧月夜
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作詞 するが |
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灯りのない 夜のような道を ゆく
地を踏む 感覚も 跫もなく
背後を 追ってくる 重圧孕んだ亡霊
焦燥と恐怖で 身は竦み 脚が絡まる
まるで脆い人形になったかのようだ
直立 二足歩行の術を 喪失し 崩れ落ちる
助けて の 言葉も 音にならず 風に消えた
あてもなく 這いずり廻り廻る
いずれ 何処かに 辿り着けると
微かな光の気配に縋って
総てを賭けるの
暗闇に浮かぶ 朧げな光
確かに在るのに 近づけない
いつだって 私が求める輝きは
僅かなのに それすら掴めない
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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