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勿忘草
作詞 JiRo
去ってゆく その背中を

止めることができるのならば

どんなによかったでしょうか



この定めを知りながら

闘うわけなど 無ければいいのに

誰も救えない僕の両手は

後悔ばかりを掴んで離さない



残された言葉と温もりが

思い出を過去に変えてくれない

髪を揺らした風に乗せて 今

別れを紡いだ



望んでいた あの明日が

来ないとしても 僕は

護りたい今があったのに



涙の夜を乗り越えて

白黒の世界を彩ってゆく

目を覚ませば この場所はきっと

僕を受け入れてはくれないだろう



ばらばらに砕かれた記憶に

まだ聴こえる遠い日の残響

見上げた空に浮かぶ宵の月は

あの時と同じまま 光を放つよ



華やいだ 彩雲の道

歩いてゆく 僕はひとりで

奏でるのは 虚しいほどの靴音だけ











本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 勿忘草
公開日 2017/03/21
ジャンル ポップス
カテゴリ 失恋
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